こんにちはたろさです。本日は衛生知識ということで
多くの食品に記載されている賞味期限消費期限の紹介記事です。
皆さん家で「あっ! 賞味期限切れてる!」なんてことありませんか?
そんな時に役立つ知識を紹介していきます!
賞味期限と消費期限は何が違うの?
賞味期限って超えても大丈夫なの?
賞味期限書いてない商品ってなぜ?
賞味期限と消費期限など、これらは「期限表示」と呼ばれるものです。
食品表示法に基づいて一括表示に記載する必要がある義務表示の一つです。
皆さんの買う食品には一部を除いて「食品」に必ず記載されています。
※一部については後程解説します。
これらを知っておくと自分の身を食中毒などから守ることにつながります!
消費期限はその日(時間)を超えると食べられない
賞味期限はその日(時間)を超えると食べられる
期限を超えていると食品が腐敗している可能性が高いです
!!特に消費期限は要注意!!
腐ったものを食べると「食中毒」の危険性があります
知識で身を守ろう
賞味期限と消費期限
消費期限と賞味期限は明確に違うものです。
消費期限
定められた方法で保存した場合、腐敗、変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠くこととなる恐れがない期限
比較的品質が数日(概ね5日以内など)で劣化しやすい食品
賞味期限
定められた方法で保存した場合、期待される全ての品質の保持が十分に可能であると認められる期限
比較的品質が劣化しにくいとされる食品
<POINT>
消費期限はその日(時間)を超えると食べられない
賞味期限はその日(時間)を超えても食べられる
※期限表示は「開封前」の期限となっています。
開封後はすぐに食べきるのが望ましいです。
期限ってダレが決めてるの?
決めているのは加工者、製造者など、つまり企業が責任をもって決めています。
ええ!?
企業が決めていいの?
驚かれるかもしれませんが
これが基本の考え方です。
製造工場の温度管理や衛生管理の状態、食品の特性、包材の材質(酸素透過性)など様々なため
企業が責任をもって設定する必要があります。
もちろん「根拠」が
必要になります。
科学的根拠と安全係数
期限の根拠は科学的根拠をよういすることがほとんどです。
「微生物検査結果」「酸価」といったものを指標にすることが多いです。
また安全係数を「0.7~0.8」に設定することが多いです。
<例>
賞味期限20日の場合
(25日:可食期間)×(0.8:安全係数)=20日
20日食べれる食品は、25日間は食べれるということです。
表示方法
賞味期限の書いていないもの
世の中には賞味期限がないものがあります。
基本的には腐敗に大きく影響する微生物の増殖がほとんどないものや、
個体差が激しく一律に管理できないものが該当します。
微生物の増殖する3要素は
「水分」「温度」「栄養」です。
また、塩分糖分濃度が高いと増殖しにくい環境になります。
この3つをコントロールすることが
消費・賞味期限に大きくかかわってきます。
温度はまさに冷蔵庫に入れますもんね?
温度はまさに冷蔵庫
に入れますもんね!
※期限表示は「開封前」の期限となっています。
開封後はすぐに食べきるのが望ましいです。
アイスクリーム
アイスは「要冷凍ー18℃以下」で保存されています。
そのため、微生物の増殖がほとんどないため、
「品質劣化」することがほとんどないため賞味期限がありません。
買ってきたら冷凍庫の開閉が多いと温度が上がってしまう
可能性もありますので注意しましょう。
野菜・くだもの
袋に入っていない(容器包装されたてない)
野菜やくだものも表示義務はありません。
生鮮品は「名称」と「原産地」が表示されています。
野菜やくだものは買ったらすぐに食べましょう。
おそらく「個体差」が多く、一律に管理できないと思いますね。
すぐに食べちゃいましょう
ガム
ガムは水分も少ないため、品質の変化が極めて少なく、長期保存が可能です。
※特定保健用食品のガムは、賞味期限を書きます。
まとめ
いかがでしたか?
期限表示の知識を増やすことは自分の身を守ることに繋がります。
食品表示に関心が集まるなか、正しい情報をもって「食」を楽しみましょう!
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